金鳥のあゆみ 創業~明治時代
1885年 明治18 | 創業者・上山英一郎、米国植物会社社長H・E・アモア氏に面会、珍しい植物種苗の交換を約束 |
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1886年 明治19 | アモア氏から、ビューハク(除虫菊)を含む各種の種子が届く |
1887年 明治20 | 除虫菊の第一回収穫、試験的に除虫菊を製粉 |
1888年 明治21 | 東京に滞在中、本郷にて線香屋と同宿、 舶来のみとり粉と竹筒で蚊取り線香を試作 |
1889年 明治22 | 後に二代目社長となる長男・英之助誕生(後に宗家を継ぎ勘太郎を襲名) |
1890年 明治23 |
世界初の棒状蚊取り線香を発明 棒状蚊取り線香 棒状の打ち抜き道具(試作) |
1891年 明治24 | 岡山、広島両県の除虫菊栽培状況を視察し指導する |
1892年 明治25 | 大阪朝日新聞が英一郎の除虫菊栽培普及に関する努力の記事を掲載、続いて各新聞、雑誌にこれが紹介され、世人の注目を集める |
1893年 明治26 | 後に取締役となる次男・英三誕生 |
1894年 明治27 |
大阪朝日、大阪毎日等各紙掲載の広告「除虫菊種苗大々的分譲」に、続々と注文が集まる 創業時代の新聞広告 |
1895年 明治28 |
英一郎夫人ゆきが渦巻型蚊取り線香を着想、試作開始 2013年 渦巻型蚊取り線香試作木型 明治28年当時の乾燥機 英一郎の妻ゆき |
1898年 明治31 |
清国へ除虫菊粉を輸出、米国にも輸出の道を拓く 輸出用ラベル |
1899年 明治32 | 後の三代目社長、会長を務める三男・英夫誕生(後、勘太郎を襲名) |
1900年 明治33 | 渦巻型蚊取り線香発明特許出願 |
1901年 明治34 | 米国に除虫菊乾花を初輸出 |
1902年 明治35 |
渦巻型蚊取り線香発売 |
1904年 明治37 | 満州出征軍に除虫菊粉を寄贈 |
1905年 明治38 |
日本除虫菊貿易合資会社設立 朝鮮向けの除虫粉袋 |
1906年 明治39 | 露国ウラジオストック・アレウツカヤフォンタナヤ街に支店を開設 |
1907年 明治40 | 英一郎、ウラジオストック、モスクワ、ベルリン、パリ、ロンドン、アメリカ合衆国の市場視察のために外遊 |
1909年 明治42 | 日本貿易輸出合資会社を設立 |
1910年 明治43 |
英一郎社長、勅定藍綬褒章受章 藍綬褒章 |