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蚊を侮ることなかれ
チクングニア熱
最近では2005年にインド洋のコモロ諸島で流行がおこり、その後モーリシャスを初めとした島国への流行の拡大が報告されました。特にレユニオン島での流行では、2005年の3月から2006年の2月までの期間に、15万人以上の患者が発生し、死者237人が報告されています。この時は、日本にも生息するヒトスジシマカが主に媒介していました。2006年にはインドやスリランカでも流行が報告されています。また、2007年7月からイタリアでも、ヒトスジシマカによる国内流行が発生しています。
チクングニアの名前は、スワヒリ語の「折り曲げる(that which bends up)」に由来しています。感染すると、主に急性の発熱と関節痛の症状で発症します。患者が痛みのために苦しむ様子から名づけられたと言われています。
※チクングンヤ、チクングニヤと表記する場合もあります。
詳しくは
「国立感染症研究所 感染症情報センター」ホームページへ
http://www.nih.go.jp/niid/ja/from-idsc.html