缶の中にガスが残っているエアゾール製品をそのままゴミとして廃棄した場合、
ゴミ収集車やごみ処理施設での作業中の火災や、爆発事故の原因となることがあります。
また、自治体によっては缶に穴を開けてから捨てるよう指示されているところもありますが終わったと思い、
缶に穴を開けると、残っていたガスが噴出し思わぬ怪我に繋がることがあります。
廃棄の際の注意事項
●必ずガス抜きを行う
火気のない通気性の良い広い屋外で、ガスを出し切って下さい。
ガス抜きボタン(ガス抜きキャップ)を使うと、簡単にガス抜きできます。
※この際、近隣の迷惑にならないよう、風向きなどにはお気を付け下さい。
●分別して捨てる
キャップや噴射のための押しボタンなどのプラスチックを取り外せるものは取り外し、
お住まいの地域の分別区分に従って廃棄して下さい。
注意
危険ですので、絶対に屋内(特に台所のシンク内や浴室など)では中身やガスを出さないで下さい。
必ず風通しがよく、火気のない屋外で行って下さい。
ガス抜きボタン・キャップ使用例
ガス抜きボタン・キャップを使用すると、ボタンを押し続けた状態になり、缶の中身が排出されます。
製品によって仕組みが違うので、製品の表示をよく読んでからお使い下さい。
■当社製品のガス抜きボタン・キャップ
コインを使用するタイプ(キャップの形状は主に4種類あります)
①10円硬貨と同じサイズのコインを用意します。
②ボタン上部のガイドの下に、コインをぐっと差し込みます。
③ボタンがロックされ、ガス抜きできます。
キャップの天面のへこみを使用するタイプ
①キャップを外します。
②噴射ボタンを外し、缶を逆さまにし、キャップ上部に差し込みます。
③キャップのくぼんでいるところからガス抜きできます。
噴射ボタンをタブで固定するタイプ
①噴射ボタンを押しながら、「引」のタブを垂直になるまでおこします。
②ボタンがロックされ、ガス抜きできます。
ガス抜きキャップが付いていないエアゾール製品
スプレーすると、中身が泡やジェルで出るタイプの製品や、窒素ガス・炭酸ガスなどの不燃性のガスを使用している製品、内容量が100mL以下の製品には、ガス抜きキャップはついていません。