カメムシ

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「臭腺開口部」は、なか足と後ろ足の間のお腹側にある。ここから、外敵に対する警告フェロモンの一種としてニオイを発し、仲間に危険を知らせる

カメムシの仲間たち

ツヤアオカメムシ/チャバネアオカメムシ
黄緑色。都市部でも10-11月に大量に飛んでくる年がある。果樹の害虫。
クサギカメムシ/スコットカメムシ
茶色~黒。山間部では越冬のために大量に屋内に侵入してくる。クサギカメムシのニオイは国内でいちばんくさいと言われている。
キマダラカメムシ
黒っぽいまだら模様。外来種で、近年急速に生息域を拡大させている。
マルカメムシ
暗い黄褐色。光沢のある、小型の丸っこいカメムシ。市街地に多く生える植物「クズ」の上で見つかる。よく洗濯物に飛来する。

白っぽい光に集まってくるカメムシ

10~11月ごろ、白っぽい光に呼び寄せられて、黄緑色のカメムシが大量にやってくることがあります。当たり年の時は壁一面カメムシだらけになることも!
けれども、家の中で悪さをしたり増えたりはしません。冬の間は近くの茂みの中に身をひそめます。春まで生き残ることに成功すれば、餌となるスギやヒノキの木を求めて飛んで行ってしまいます。

優しくしないとお怒りモード!

カメムシは怒るとくさいニオイを出しますので、「そっと」扱わないといけません。家に入ってきたら、紙コップなどでゆっくり下から掬って、そのまま外に逃がしてしまいましょう。

カメムシはこんな所から侵入してくる!

  • 換気口

  • 窓枠のスキマ

お呼びでないのに秋のご挨拶

山間部では気温が下がると、黒っぽいカメムシが大量に家の中にお邪魔してくることがあります。2-3mmのすき間からでも、とても器用に忍び込みます。

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