コンバット(毒餌剤)

製品について

「毒餌剤」とはどういうものですか?

ゴキブリが好む誘引物質を含むエサに、殺虫成分を混ぜたものです。
エサを食べたゴキブリは中毒を起こし、死に至ります。
コンバットは、エサを食べたゴキブリだけでなく、そのゴキブリのフンや死骸を食べた巣にいる仲間のゴキブリにも効果を発揮するので、巣ごとまるごと退治できます。

コンバットの有効成分を教えて下さい。

4個入は「ヒドラメチルノン」、ハンター・ブラックハンター・ スマートタイプや玄関・ベランダ用は「フィプロニル」という有効成分を使用しています。
どちらの成分もゴキブリに対して優れた効果を発揮しますが、人体には、高い安全性が確認されています。

コンバットシリーズの違いはなんですか?

効きめはいずれも同等です。使用場所や効果範囲による使い分けをオススメします。
また、製品によって効果の持続期間が異なります。

製品 コンバット 4個入 コンバット
スマートタイプ
コンバット
玄関・ベランダ用
特長 あちこち沢山置かず、1つで広い範囲を駆除したい方に。 タテでもヨコでも置けます。
スキマのゴキブリが気になる方に。
外からのゴキブリの侵入を防ぎたい方に。
効果期間 約1年 約1年 約1年

使用について

買ったけど使い方が分かりません。

袋から取り出し、ひとつずつ切り離してゴキブリのいそうな所に置いて下さい。
上のフタをとる必要はありません。
容器を切り離す際、プラスチックの端等で手を傷つけないようご注意下さい。
また、容器の裏についている両面テープは、容器を固定したい時に使用して下さい。

どんなところに置けばいいですか?

以下のような場所に置いていただくと、効果的にゴキブリを駆除できます。

  • ゴキブリが好む、暗くて、狭くて、湿っていて、温かい場所 (シンク、冷蔵庫、洗濯機の下など)
    特に台所回りは出現頻度が高いといわれているので要注意!
  • 壁が交差する角 (ゴキブリは壁沿いに歩く習性があるため)
  • ゴキブリのフンで汚れている場所
    (ゴキブリのフンには集合フェロモンが含まれているので、ゴキブリが集まる傾向にあります)

    ※ゴキブリのフンは約1~2㎜程度の黒や茶色の粒です。

コンバットは何個くらい置けばいいですか?

下記を目安にして下さい。(※10m2 = 約6畳 、5m2 = 約3畳)

コンバット4個入 10m2あたり
1〜2個
ハンター・ブラックハンター 10m2あたり
2〜4個
スマートタイプ 10m2あたり
2〜4個
玄関・ベランダ用 5m2あたり
1〜3個

いつ設置するのがいいですか?

ゴキブリの動きが活発になる春(3~5月)や、家の中で越冬しようとするゴキブリや卵を対象にした秋(9~10月)などに設置していただくと効果的です。
使用するコンバットの効果の持続期間に合わせ、半年おきもしくは1年おきに定期的に交換していただくことにより、安定した効果が継続的に得られます。

寒い時期にゴキブリはいないから、コンバットは置かなくても大丈夫ですよね?

気温が下がりゴキブリを見かけなくなっても油断は禁物です。
気密性の高い現代の家屋は、秋冬も暖かいため、ゴキブリが完全に死滅してしまうことは稀になりました。
気付いていないだけで、家電の下や裏側、床下などの暖かい場所で越冬するゴキブリも多くいます。
よって、ゴキブリを見かけない季節になってもコンバットを設置していただく方が安心です。

お外用でないコンバットを、外に置いて使っても大丈夫ですか?

雨風の影響がない所ではご使用いただけます。
ただし、雨風の影響を受けやすい場所では「コンバット 玄関・ベランダ用」をおすすめします。

洗濯機で、コンバットと服を一緒に洗ってしまいました。大丈夫でしょうか?

お洋服は再度洗濯して下さい。
コンバットは餌が壊れたり、誘引成分の中の、水溶性のものが流れてしまっている可能性がありますので、新しいものとお取替え下さい。

使用期限はありますか?

未開封のものは特に使用期限はありませんが、購入後おおよそ3年を目安になるべくお早めにご使用下さい。

余ってしまったコンバットは、どのように保管すればいいですか?

1箱全てを1度にお使いいただく方が効果的ですが、もし余ってしまった場合は本体が入っていたアルミ又は透明の袋に戻してテープなどで密封し、直射日光を避けて保管して下さい。
保管したコンバットは、次の交換時期には使い切るようにして下さい。

使い終わったコンバットはどのように捨てたらいいですか?

お住まいの地域の分別区分によって廃棄方法は異なります。
詳しくは各自治体(市町村)へお問い合わせ下さい。
外函:紙  内装フィルム:プラスチック

効果について

「2度効く」「巣ごと効く」とはどういうことですか?

コンバットを食べたゴキブリだけでなく、仲間のゴキブリも駆除できるということです。
ゴキブリには、仲間のフンや死骸を食べるという習性があります。
コンバットを食べたゴキブリのフンや死骸には有効成分が残っており、その成分により巣にいる仲間も駆除できます。

コンバットを食べたゴキブリはどこで死ぬの?

コンバットの容器の中で死ぬわけではありません。
目につく所で死ぬものもいますが、物かげで死ぬものもいますので場所は特定できません。
ですが、ゴキブリはエサを食べると巣に戻る習性があるといわれていますので、巣の中で死ぬことが多く、死骸を目にすることは少ないと考えられます。

穴が小さいですが、ゴキブリはきちんと中のエサを食べるの?

小さいように見えますが、ゴキブリが中のエサを食べるには十分な大きさです。
コンバットの入口は0.5~1cmに設計されているのですが、これはお家の近くで見かけることのあるクロゴキブリ(大型のゴキブリ)やチャバネゴキブリ(小型のゴキブリ)が好んで入る大きさのスキマです。
また、沖縄などに多い日本最大級のワモンゴキブリでも、きちんと中の餌が食べられます。

ゴキブリは、狭くて、お腹や背中、触角がどこかに触れている場所だと安心し、沢山エサを食べます。
コンバットの容器は、その習性を応用しています。

ゴキブリ好みのスキマに設定!

コンバットを置いていると、逆にゴキブリが集まってきたりしませんか?

コンバットの効果範囲は、4個入りの大型タイプで1~2個で10m2、ハンターやスマートタイプは2~4個で10m2であり、外からのゴキブリを誘引することはありません。
また、お外用の効果範囲も1~3個で5m2です。遠くのゴキブリをおびきよせてしまうことはありません。

その他、よくあるご質問

間違ってコンバットをかじってしまった場合はどうすればいいですか?

通常、1~2個の誤食により、人間や犬・猫が急性中毒症状を起こすことは考えにくいですが、誤って食べた場合には、直ちに吐き出させて下さい。
もし体調が悪い場合はヒドラメチルノン、あるいはフィプロニルを含有する殺虫剤であることを医師または獣医師に告げ、診察を受けて下さい。
また、プラスチックの破片などで食道や内臓を傷つける心配もありますので、医師に相談して下さい。
設置する際は手の届かない所に置くなど、注意して下さい。

子供がなめてしまったのですが?

なめた程度では問題ありません。

コンバットを置いている部屋に赤ちゃんや妊婦、ペット(犬、猫)がいても大丈夫でしょうか?

問題ありません。
コンバットに含まれている有効成分は、人体やペット(犬、猫などの哺乳動物)への安全性の高いものであり、含有量もゴキブリに効く程度の微量なものです。
また、コンバットのニオイはゴキブリを誘引するためのニオイであり、有効成分が空気中に揮散しているわけではありません。

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