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ニュースリリース

2020/2/28

弊社社長 上山直英、セルビア共和国より叙勲

大日本除虫菊株式会社(本社:大阪市西区)代表取締役社長 上山 直英(在大阪セルビア共和国名誉総領事)に、アレクサンダル・ヴチッチ大統領から「セルビア国旗勲章第三等級章」が2月15日に授与されました。
これは、長年にわたりセルビア共和国・日本間の関係強化及び友好親善に寄与した功労が認められたものです。

<金鳥とセルビアの関係>

弊社創業者の上山英一郎は1886年にアメリカの貿易商を通じて除虫菊の種子を入手し、除虫菊を使った蚊取り線香を世界で初めて発明しました。
除虫菊はバルカン半島が原産地で、14〜15世紀にその殺虫効力が発見されました。
上山英一郎は日本で除虫菊の栽培を開始し、1920年代に日本の除虫菊の輸出量は、当時世界最大の輸出国であったユーゴスラビアと競合するまでに成長、1930年頃にはその生産量は世界一となりました。当時殺虫剤原料は除虫菊しかなく、世界的に需要がありました。
蚊取線香その他の資料は、国立科学博物館の「未来技術遺産」(2013年)、日本化学会の「化学遺産」(2017年)にも登録されています。
上山英一郎は昭和4年(1929)から昭和18年(1943)まで、大阪駐在ユーゴスラビア王国名誉領事を務めています。その後、平成16年(2004)に再び上山直英社長が在大阪セルビア・モンテネグロ(旧ユーゴスラビア、現セルビア)の名誉総領事に就きました。

<友好親善活動例>

  • 平成17年(2005) 日本・セルビア・モンテネグロ交流協会(現 日本セルビア協会)の立ち上げに協力、現在の会員数306名
  • 平成23年(2011) セルビアと日本との交流史を記した「セルビアと日本 両国関係史概観」発行に協力、当誌はセルビア大統領来日の折に大統領より天皇陛下に献上されました。

  • 平成26年(2014) セルビア洪水復興支援に協力するための募金活動を実施

  • セルビアナショナルデーに合わせ、日本国内の英字新聞にお祝い広告を掲載

※ご参考サイト

セルビア大使館
http://www.tokyo.mfa.gov.rs/jpn/

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