ブランドポリシー
- 私たちは、
虫との関係をコントロールする専門集団。 - 目指すのは虫の絶滅ではない。
虫の生態をよく知り、虫と人と地球が共生できる暮らしを実現する。 - あの虫にはどうだ?それは人間にはどうだ?
- 効き目と安全は絶対に切り離さない。
KINCHO品質は、常に科学と愛情に根差している。 - 大日本除虫菊という社名は、私たちの決意表明である。
- 自然の力に対抗できるのは、自然の力。
この発見が原点であり、新しい時代の価値もここから生まれる。
大日本除虫菊株式会社
虫を殺す必要がある。
でも、殺したくない
気持ちもある。
私たちは虫の研究をしている。虫の通り道や活動時間や習性を知ることで、効果的に殺虫するため。一方で、殺しすぎないようにも考える。生態系をできるだけ壊さないように。人間は自然の一部でしかないとも思うから。
また一方で、人体の安全を考える。すばやく効いた後は、薬剤を残さないようにする。人に害のない除虫菊がそのあり方を教えてくれる。そして、殺すことが第一義ではないと思い直すこともする。そもそも。虫と人が出会わなければいい。虫の死骸だってほんとは見たくない。
たとえば、住むエリアを分けることはできないだろうか。ここから入ってこないでねと、互いに線を引く。殺虫する前に予防することや、平和な解決を見つけられるはず。
私たちの仕事は、虫と人の共通言語をつくることなのかもしれない。世界には、感染症を媒介する虫がいて、年間約70万人が命を落としている。その危険は、一番に排除しなければならない。
1885年の創業から、どんなに時代が変わっても、「自然に対抗できるのは自然の力である」と信じて殺虫剤をつくってきた。金鳥は、生命を扱う会社である。殺虫剤の会社が、虫との共生について考える。それはできないことでも、矛盾していることでもきっとないと思う。