ユスリカ

生態と種類を知る

ユスリカは非常に種類が多く、日本では1,000種以上がいると考えられている。
口や消化器が退化して、モノを食べることができない種類が多い。
蚊と同様に後ろ羽はしゃもじの形をした、「平均棍(へいきんこん)」に変形。
体長1~10mm

ユスリカってどんな虫?

水中で幼虫が体をユラユラさせることから「揺蚊」と名付けられました。蚊の親戚ですが、血を吸うことはありません。一見、無害なようですが、死骸がアレルギーの原因になることがあります。また、夜になると明かりに大量に寄ってくることもあります。

ユスリカの一生(セスジユスリカ)

ユスリカは河川や側溝などの水域で発生します。
生活排水などで汚れた「どぶ川」で大量発生することも!

頭の上にたかられた!

夕暮れ時に突如現れる、空中に動く雲のような小さな虫の群れ。
それはユスリカの大群、「蚊柱」です。
オスの成虫は周辺と違った目印を探し、その上に蚊柱を作ります。車や標識の上、さらには人の頭の上に蚊柱が現れるのは、周囲と違うコントラストが目印になったからです。

大阪・関西万博でユスリカ大発生

2025年の大阪・関西万博では「シオユスリカ」が大発生しました。塩分のある水を好む、風変わりなユスリカです。
人為的に作られて間もない万博会場の海水エリアでは、魚などの天敵や、餌の競合相手が少なく、ユスリカがここぞとばかり増え放題になってしまいました。
こうした大発生は、新しい生態系にしばしばみられる、自然のサプライズでもあるのです。