ホーム ウルトラがいちゅう大百科 蚊を侮ることなかれ ジカ熱

中央研究所レポート 蚊が媒介する病気を予防するために 蚊を侮ることなかれ

ジカ熱

海外旅行は「ジカ熱」にご用心!

中南米では「ジカ熱」が大流行。旅行先えらびは慎重に。
夏休みや秋の連休に向けて、海外旅行を計画している方も多いのではないでしょうか。「今年は、どこに行こうかなぁ〜」とプランを立てる前に確認しておきたいのが、旅行先が「ジカ熱」の流行地域や発生地域に含まれていないかどうか。五輪で盛り上がるブラジルをはじめとする中南米は、依然として感染が拡大中。女子旅の人気エリアであるタイやフィジーやニューカレドニアは、発生地域に含まれています。この時期、渡航を予定している方は注意が必要です。
滞在ホテルの設備は事前にチェック!虫よけは、日本で準備するのが◎。
「ジカ熱」の感染リスクが高い地域に旅行する場合は、滞在するホテルが蚊対策をしているかを確認することが大切。エアコンがあるか、網戸があるかなど、しっかりチェックしましょう。蚊に刺されないためにも、虫よけスプレーは必ず持参。現地では品切れの可能性もあるので、日本から準備していくのがベスト。預け入れの荷物に必ず入れておきましょう。

要注意!感染が拡大中!!

「ジカ熱」は「ジカウィルス」によってひきおこされる感染症で、「ジカウィルス」は1947年に、ウガンダのジカの森に住むサルの体内から発見されました。
ウィルスが発見されてから感染の報告はほとんどなかったのですが、2007年のミクロネシアのヤップ島での大規模感染により「ジカ熱」は世界でも広く知られるようになりました。
現在、ブラジルや中南米を中心に急速に感染が拡大しており、世界的な問題となっています。

ジカウイルスを媒介するのはあいつだ!

ジカウイルスは、ネッタイシマカや、日本にも広く生息しているヒトスジシマカといったヤブ蚊によって媒介されるといわれています。
日本での国内感染は現在のところ確認されていませんが、今後日本での感染の可能性も否定できません。

症状が軽い!?

ジカ熱に感染しても、約8割の人が発症しないといわれています。
発症すると発熱や発疹、関節痛などの症状がでますが軽度なことが多く、自然に治るようです。
ですが現在感染の拡大している中南米では、神経障害の発症や、妊婦さんの感染により胎児に影響がおこるなど、ジカウイルスとの関連が疑われる疾患が増えているとの発表もされており、注意を促しています。

現在、ジカ熱には有効なワクチンや特効薬は存在しません。肌の露出を控え、虫よけスプレーを使用し、蚊にさされないよう対策をしましょう。また、殺虫剤を使用し、蚊を駆除するのも有効な予防策です。

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