害虫コラム

蚊取り線香、ためになるQ&A

●除虫菊(シロバナムシヨケギク)

除虫菊(シロバナムシヨケギク)の花に含まれているピレトリンという成分は、殺虫効果を持っています。そのピレトリンと、これに似た殺虫成分を化学的に合成したものを総称して”ピレスロイド”と呼んでいます。金鳥の蚊取り線香にはこのピレスロイドのひとつである「アレスリン」が含まれています。

アレスリンは蚊取り線香の燃焼部分(温度は700~800℃)より6~8mm手前の部分(約250℃)から揮散し、殺虫効果を示します。

拡散力が高く広範囲に効きめが拡がり、屋外使用にオススメの「ハエにも効く 太巻」、効きめと共にやすらぐ森の香りが拡がる「森の香り」、贅沢感のあるはなやぐ「ローズの香り」、100%植物成分を使用した「天然除虫菊 金鳥の渦巻」など使用シーンに合わせた様々な商品があります。

どうして左巻なの?
昔、蚊取り線香は手で巻いて作っていたので、当時は右巻でした。昭和32年(1957年)頃から機械で打ち抜くようになり、他社品は右巻が多かったので、区別するために左巻にしました。老子の中に「君子居則貴左」なる文言があり、太平の時には左が貴ばれるそうです。
屋外で効果の高い蚊取り線香はあるの?

「金鳥の渦巻 ハエにも効く 太巻」があります。その特長は、

  1. 太さがレギュラー品の約2倍で、効きめがすばやく拡がる
  2. ヤブ蚊を寄せ付けず、ハエにも効く
  3. キャンプやガーデニングなど屋外使用に最適